テレワークのメリット/デメリットとは?デメリット解消方法も紹介

この記事は以下の情報を探している人向けに書いています。

・テレワークを導入している他の企業の様子はどうなんだろう…
・テレワークってどんなメリットやデメリットがあるんだろう…
・自分もテレワークしてるけど、他の人や会社の様子も知りたい…

今回は、テレワーク歴2年目の私が実体験とSNSに散らばる情報をもとにテレワークのメリットとデメリットを整理してご紹介します。
この記事を読めば、テレワークについてのリアルな状況が把握可能ですよ♪

目次

テレワークの定義

まずそもそも、テレワークとは何なのか?
2020年頃から徐々に騒がれだしているものの、まだまだ浸透しきってはいない制度のため『なんとなくは分かるけど、詳しくは知らないんだよね….』という方もいらっしゃるかもしれません。

ですので、始めに改めておさらいしておきましょう。
実はこのテレワーク、非常に幅広く定義付けされており、正式には以下のように表記されています。

テレワークは、働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、移動中や移動の合間に行うモバイルワーク、サテライトオフィスやコワーキングスペースといった施設利用型テレワークのほか、リゾートで行うワーケーションも含めてテレワークと総称しています。

日本テレワーク協会から引用

https://japan-telework.or.jp/tw_about/

この記事では主に在宅で仕事をすることをテレワークと定義して話を進めます。

テレワークのメリット:企業側

テレワークを導入する企業側のメリットといえば代表的なものに下記があげられます。

・コスト削減

・優秀な人材の獲得の容易化

・緊急事態発生時の企業存続性のリスク低下

■コスト削減

従業員の交通費の削減
→従業員が出社しないため交通費の削減が可能。

資料の印刷費の削減
→打ち合わせなどをweb上で行うため、資料を参加者分印刷する必要がないので印刷代や紙、印刷機の電気代を削減できます。

オフィスの光熱費の削減
→オフィスの人員が必要最低限のため冷房暖房費が抑えられますね。

通常時だと人数分のパソコンの発熱を抑えるため低めに冷房を設定する必要がありますが、最低限の人数しかオフィスにいなければ高めの温度や、部分的に冷房を稼働させるなど光熱費の削減が可能です。

■優秀な人材の確保の容易化

在宅ワークが可能であればさまざまな事情を抱えた人でも就労が可能になります。
能力が高いにもかかわらず、病気や家庭の事情で出社が困難で働けないといった方は世の中大勢いらっしゃるからです。

私も通勤に難儀な持病をもっているからわかるのですが、人によっては通勤するという行為自体にも大変困難を伴う人もいます。
気温の変化だったり、満員電車のストレスで体に不調が生じる体質であったり。

そういった方は、ちょっと給料が安くても在宅ワークが可能というだけで仕事に応募されることも多いのです。

■緊急事態発生時の企業存続性の確保

予期せぬ地震や台風、交通機関のトラブルなどの災害で出社が困難になったときでも、在宅で仕事が完了する仕組みを整えておくことで経営のリスクヘッジが可能です。

例えば、人身事故による電車の遅滞、台風で線路に巨木が倒れて電車が止まり出勤できないといったことが頻繁におこります。
そういったときに、無理して出社しないでもテレワークをできる仕組みにしておくと大変安心ですね。

テレワークのデメリット:企業側

便利なテレワークですが当然以下のようなデメリットもあります。

・情報ろうえいリスク向上

・勤怠管理やタスク管理の複雑化

■情報ろうえいリスク向上

ワイファイ環境のセキュリティの脆弱性
パソコン端末の紛失による情報ろうえい
パソコンを持ち出して飲食店等で作業をする際に第三者に画面を覗き見られるリスク

作業を行う場所のワイファイのセキュリティの脆弱性やフリーワイファイの使用などで、外部の第三者にパソコンをハッキングされたりといったリスクが考えられます。

パソコンを持参して飲食店などで作業をするさいに、置き忘れて紛失して悪意ある第三者に情報ろうえいするリスクもありますね。

また、見落とされ勝ちですが、飲食店などでパソコン作業をするさいに周囲の人に画面を覗かれて機密情報がろうえいしたり、その様子をみていた人から会社にコンプライアンス面で苦情が入ったりといったことも最近頻繁に話題になっています。

■勤怠管理やタスク管理の複雑化

社員が在宅で仕事をする場合、管理者側からしてみると部下の労働状況の把握が困難です。
目に見えない環境で働いているため、サボろうとすればいくらでもサボれるからです。

そのため、時間あたりの労働生産性といった部分の判断が困難になります。
また、タスクの進捗状況を対面と違い口頭で簡単に共有できないため、何かしらのツールを導入して漏れなく効率化することが必要になってきますね。

テレワークのメリット:従業員側

テレワークのメリットを従業員側の視点で考えてみると以下のことが主に考えられますね。

・私生活と仕事のバランスを調整しやすい
・仕事の生産性が向上する
・上司とのコミュニケーションストレスの低下

■私生活と仕事のバランスを調整しやすい

十分な睡眠時間を確保できる
通勤が不要なので、通勤時間をまるまる睡眠に当てることが可能で、十分な睡眠時間を確保しやすくなります。
例えば通勤に1時間要していたとしたらその時間と出勤するための用意に使っていた時間を睡眠時間に回すことが可能ですね。

子供の世話などに使える時間が増える
在宅で仕事ができるため、子供の世話や学校行事などといった家庭の事情に融通がききやすくなります。
なにか不測の事態が生じたときに親が家にいるだけでも子供にとっては安心だったりします。

急な学校からの呼び出しなどに対応できるので小中学生のいる家庭には大変勝手がいいですね。

食事をとる時間を自由に調整しやすい
人で不足の職場だと、食事休憩の時間を交代制にしたりしてなにかと自分の都合で休憩をとれなかったりします。
ですが、在宅ワークであれば仕事の区切りのいいタイミングで自由に食事休憩をとれるので食生活が健康的になりますね。

ついでに言えば、自炊もできるので食費節約にも健康にもメリットがあります。

■仕事の生産性が向上する

・自分に適した道具で仕事ができるので生産性がバク上がりします。

例えば、

・机
・椅子
・キーボードやマウス(ゲーミング用など会社には持っていけない系のもの)
・ディスプレイ
・照明
・室温

などを自由に周りを気にせず使えるため、大変快適に仕事をできますね。
やはり自分が普段使っているものを使うほうが効率よく作業が進みますよね。

関係ない営業電話に対応する必要がなくなる→生産性向上
オフィスで働いていると、自分の仕事とは関係ない営業宛の電話やセールスの電話などに対応する必要があります。
しかし、自宅で仕事していれば自分宛ての電話にのみ対応すればいいので、基本的に集中して作業が可能ですね。

会議中の無駄なおしゃべりや会議自体が減少
web会議であれば自然と必要最低限の時間で済むように事前準備などが徹底されます。
そのため、無駄なおしゃべりが減って会議時間が短縮可能になります。

また、会議自体をする必要性が厳密に考慮されるようになるので、普段なら会議をしていたことでもメール等の連絡で済まされることが増えますね。

■上司とのコミュニケーションストレスの低下

在宅ワークなら基本的に上司と顔を合わせないため、相手の機嫌を気にしないで報告事項等をメールやチャットで送ることができます。

そのため、口頭での報告が多い対面時と違い、空気を読むといった無駄なコミュニケーションコストが低下してストレスが軽減されるでしょう。

また、基本的に連絡事項はメールやチャットになるため、すべて電子的に記録が残り、言った言わないの理不尽なトラブルが防止出来るのもメリットかもしれませんね。

テレワークのデメリット:従業員側

社員にとって大変都合のいいテレワークですがもちろんデメリットも考えられます。

・アウトプット能力の低い社員が浮き彫りになりやすい
・運動不足になりやすい
・同僚とのコミュニケーション不足によるリスク向上

■アウトプット能力の低い社員が浮き彫りになりやすい

今まで会社で仕事している風を装っていたお荷物社員の人にとっては、成果物が可視化されるようになるので誤魔化しが効かなくなり、人事評価が低下することが考えられます。

在宅ワークの場合、仕事をしているのかサボっているのかの判断が困難になるため、必然的に成果物で上司から判断されるようになります。
そのため、仕事の成果を可視化できるものがないと、存在自体の必要性も危ぶまれるかもしれませんね。

また、ちょっとしたエクセル関数の使い方といったことも気軽に同僚に聞けなくなるので、基礎的なビジネススキルの欠如が第三者の目に浮き彫りになる可能性もあります。

とはいえ、優秀な社員は成果物できちんと評価されるようになるので、むしろ願ったりかなったりの状況と言えるかもしれませんね♪

■運動不足になりやすい

通勤に要していた運動をしなくなり、必要な買い物以外は外出しづらくなるので、運動不足気味になる人が多いです。

運動不足による筋力の低下や自律神経の乱れなどで、病気のリスクや生産性の低下が危惧されるため、なにかしら運動をするようにしたほうがいいでしょう。

■同僚とのコミュニケーション不足によるリスク向上

出社時と違い、普段の何気ない会話を同僚としなくなったり、会話と表情から読み取れる微妙なニュアンスの違いなどの把握がチャットやメールでは困難になりやすいため、ちょっとした行き違いなどといったトラブルが生じやすくなるリスクが高まります。

文字だけでは説明がむづかしいことは、顔の見えるweb会議ツールを積極的に活用するなどしたらいいかもしれませんね。

★テレワークのデメリットを解消する方法

テレワークのデメリットを説明してきましたが、ここではデメリットを解消する方法を紹介します。

■企業側:クラウドの勤怠管理ツールの導入

在宅ワーク時の社員の労働状況の不透明さに関しては上述したとおりです。
問題点を再整理すると

・その日に行う業務が明確ではない
・タスクの進捗状況が把握しづらい

そのため、クラウドの勤怠管理ツールを導入することでこの問題の約8割が解消可能です。
なぜなら、多くの勤怠管理ツールには勤務時間や作業状況の自動記録機能が搭載されているからですね。

ツールを起動させてログイン/ログアウトした時間で始業・就業の記録になります。
また、ログインした状態でパソコンの稼働状況を監視してサボっているのか判断も可能です。

とはいえ、基本的に仕事は信頼関係のもとに成り立つものなのでツールですべて解決とは行かない点は考慮すべきではありますね(笑)

■企業側:テレワーク用のセキュリティ管理のマニュアルを整備・強化する

手っ取り早くできることで言えば

・外出時のパソコン持ち出し可能要件の定義化
・閲覧禁止サイトの厳密化

といった禁止事項を明確にすること。
そして、セキュリティソフトの強化をするなどといった対策が効果的かつ現実的でしょう。

もちろん、違反時の罰則も強化すればなお効果的かと思います。
とはいえ、社員の良識ある行動が一番のセキュリティ対策であることは否定できませんね。

■従業員側:自宅で筋トレする

在宅ワークだと運動不足になりがちという説明は上述しましたが、仕事机のそばに筋トレ器具を置いたり、起床後にスクワットをするなどで問題解消です。

私の場合は机のそばに、ダンベルや胸筋トレーニング器具をおいています。
仕事の気分転換をしたいときなどにサクッとトレーニングをするのに便利です。

むしろ仕事でイライラした際に、ひと目を気にせず筋トレでストレス解消できるのがテレワークの利点ですね…(笑)
また、起床後にスクワットをするなど、自分なりの運動習慣を生活に取り入れるようにするのもオススメです。

まとめ

テレワークのメリット/デメリットは企業側の視点でみるか、従業員側の視点でみるかで表裏一体だな~と勘のいい方は感づいたかもしれません♪
改めて整理すると、

企業側のメリット
・コスト削減
・優秀な人材の獲得の容易化
・緊急事態発生時の企業存続性のリスク低下

従業員側のメリット
・私生活と仕事のバランスを調整しやすい
・仕事の生産性が向上する
・上司とのコミュニケーションストレスの低下

企業側のデメリット
・情報ろうえいリスク向上
・勤怠管理やタスク管理の複雑化

従業員側のデメリット
・アウトプット能力の低い社員が浮き彫りになりやすい
・運動不足になりやすい
・同僚とのコミュニケーション不足によるリスク向上

こうしてみると、企業側にとっても従業員側にとってもテレワークを導入することはデメリットよりむしろメリットのほうが大きいと思います。
従業員側のデメリットに関してはテレワークを機に自助努力で改善することが十分可能ですよね。

日本のビジネスパーソンのみなさん、コロナの不況に負けないよう頑張っていきましょう!(笑)

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